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左から志賀直哉、室生犀星、梅原龍三郎 ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典 :近代日本人の肖像/志賀直哉(国立国会図書館)→、『馬込文士村ガイドブック(改訂版)』(編集・発行:東京都大田区立郷土博物館 平成元年発行)、「アサヒグラフ」(朝日新聞社 昭和27年11月12日号) |
昭和25年、室生犀星(60歳)が、軽井沢の別荘(長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢979-3 Map→)で、日記に、
・・・梅原龍三郎から椅子を取りに来たので、進呈した。この椅子は籐椅子でシンガポールあたりの製品らしく、志賀直哉からもらったものだが、大きく立派である。しかし腰をおろすことがないので、梅原に兄弟の椅子があり梅原のところで兄弟揃へてもらった方がよい、この間その話をしておいたので取りに見えたのである。・・・(8月1日づけ)
と書いています。犀星は、軽井沢では、白樺派の人たちとも親しくしたのですね。
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| 左から森 鴎外、片山広子、夏目漱石 ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:『大正文学アルバム(新潮日本文学アルバム)』、『孤高の歌人 片山広子』(短歌新聞社) |
中島という医者が住んだ東京千駄木の木造平屋(東京都文京区
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| 左から伊庭八郎、伊庭想太郎、佐藤鉄太郎 ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典 :「伊庭八郎」(市立函館博物館蔵)(みなみ北海道 最後の武士達の物語→)、「20世紀2001大事件」(毎日新聞社) |
柴田錬三郎の短編『
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| 左から「第七天国」の一場面、淀川長治、永 六輔、坂本 九 ※「パブリックドメインの映画(根拠→)」「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:「暮らしの知恵」(第1巻第4号 昭和36年)(学習研究社)、「婦人生活」(昭和41年2月号)(婦人生活社)ほか |
坂本 九が歌って大ヒットした「上を向いて歩こう」(「SUKIYAKI」の名で全米ランキングの第1位にもなった YouTube→)は、第1回アカデミー賞(監督賞、主演女優賞、脚色賞)を受賞した「第七天国」(昭和2年公開)の中の「上を向いて」というセリフに由来します。この映画のことを淀川長治から聞いて感銘を受けた永 六輔が「上を向いて歩こう」を作詞。淀川がセリフをキャッチし、それを永が受け取り、坂本が世界に伝えたのですね。
クラシック音楽の世界では“名器”と呼ばれる楽器が何百年と受け継がれています。人気チェリストの宮田 大さんが平成26年頃まで使用していたチェロは、江戸時代の延享3年(1746年)に製作されたもの。前には齋藤秀雄(チェリスト・指揮者としても活躍。宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』の管弦楽団の楽長のモデルとの説あり)が使用していたもので彼の弟子筋に貸与され続けているようです。
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| 佐藤 剛『上を向いて歩こう 〜奇跡の歌をめぐるノンフィクション〜(小学館文庫)』。今もなお世界中で親しまれる「上を向いて歩こう」(「SUKIYAKI」)の謎に迫る | 「第七天国」。監督:フランク・ボーゼイギ、主演:ジャネット・ゲイナー、チャールズ・ファレル。貧しくとも彼の住む下宿屋の7階は、天に近い「第七天国」 |
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| 中野
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太田忠司『遺品博物館 』(東京創元社)。故人の人生が投影された遺品の数々。「寄木細工の箱」や「ビニール傘」は、残された者に何をもたらすのか |
■ 馬込文学マラソン:
・ 高見 順の『死の淵より』を読む→
・ 室生犀星の『黒髪の書』を読む→
・ 志賀直哉の『暗夜行路』を読む→
・ 片山広子の『翡翠』を読む→
■ 参考文献:
●『パンとペン 〜社会主義者・堺 利彦と「売文社」の闘い〜』 )(黒岩比佐子 講談社 平成22年発行)P.401-404、P.417-418 ●『高見 順(人と作品)』(石光 葆 清水書院 昭和44年初版発行 昭和46年2刷参照)P.107-117 ●『室生犀星全集 別巻一』(新潮社 昭和41年発行)P.314-315 ●『片山広子 ~孤高の歌人~』(清部千鶴子 短歌新聞社 平成9年初版発行 平成12年発行3刷参照)P.17-18 ●『東京路上細見(1)』(林 順信 平凡社 昭和62年初版発行 同年発行2刷参照)P.140-144 ●「上を向いて・・・・」※『すてきなあなたへ(六巻)』(暮しの手帖社 平成26年発行)に収録 ●「書く人/『遺品博物館』(作家 太田忠司さん)」(谷口大河)※「東京新聞(朝刊)」(令和2年9月5日)に掲載 ●「文庫化された秀作(3冊の本棚)」(栗原裕一郎)※「東京新聞(朝刊)」(平成28年5月15日)に掲載 ●「さらなる飛翔を遂げ、新たなる境地へ! 宮田 大/チェロ一會集」(TOWER RECORDS ONLINE→)
※当ページの最終修正年月日
2025.5.12