たかみ・じゅん。明治40年福井県三国町生まれの小説家。日本プロレタリア作家同盟城南地区キャップとなり大森警察に留置され、拷問を受けた。妻に去られた苦悩などを独特な文体で書いた『故旧忘れ得べき』は現代文学の嚆矢とされる。作品に私生児体験や思想的挫折も折り込む。昭和5〜18年当地(東京都大田区大森北四丁目など)に住む。日本近代文学館の設立に尽力。昭和40年(58歳)食道癌で死去する。[馬込文学マラソン] 高見 順の『死の淵より』を読む→
※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典: 『馬込文士村ガイドブック』 (東京都大田区立郷土博物館)
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