![]() |
![]() |
![]() |
||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
![]() |
||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||||
![]() |
|
|||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||
![]() |
| 伊藤野枝(上)と辻 潤(下左)と大杉 栄(下右) ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用。出典:・ ウィキペディア/伊藤野枝(平成25年1月27日更新版)→ ・ ウィキペディア/辻 潤(平成31年4月8日更新版)→ ・ ウィキペディア/大杉 栄(令和元年8月13日更新版)→ |
![]() |
![]() |
| 瀬戸内晴美『美は乱調にあり(角川文庫)』●英訳版→ | 瀬戸内寂聴 『諧調は偽りなり〜伊藤野枝と大杉 栄〜(上) (岩波現代文庫)』 |
瀬戸内寂聴さんが瀬戸内晴美だった頃の作品。昭和41年、文藝春秋社から発行された。伊藤野枝の生涯と彼女の生きた時代が描かれている。伊藤が同棲した大杉 栄が、彼が親しくしていた神近市子に刺される「日陰茶屋事件」まで。15年後に書かれた続編の『諧調は偽りなり』では、大杉と伊藤が憲兵に殺された事件(「大杉栄ら計3名殺害事件」)にも詳しく言及されている。
登場する辻 潤や、辻 まこと(伊藤の辻との子)は、後年、当地(東京都大田区)にたびたび出入りするし、伊藤と大杉も当地にあった山川 均・山川菊栄夫妻のところに遊びにきている。
![]() |
| 瀬戸内寂聴(晴美)さん。「寂庵」(京都府京都市右京区嵯峨鳥居本仏餉田町7-1 map→)にて ※クリエイティブ・コモンズ 表示 3.0 非移植ライセンスのもと利用が許諾されているファイル。帰属: PA International。出典:ウィキペディア/瀬戸内寂聴(令和元年8月27日更新版)→ |
神仏具商の家に生まれる
大正11年5月15日(1922年)、徳島県徳島市幸町(map→)で生まれる。海賊を取り締まる役人の血をひくという。二人姉妹の次女。家業は神仏具商だった。5歳のとき自主的に(?)幼稚園に通う。徳島市立
家族を残して出奔、作家になる
昭和23年(25歳)、夫の教え子と関係をもち、夫と子どもの元から出奔した。大学時代の友人と京都の下宿屋で同居する。出版社、小児科研究所、図書館などと職場を点々とし、住まいも、東京の三鷹、西荻窪、中野区大和町、練馬区高松町、文京区関口台町の「目白台アパート」、中野区本町通りの質屋の蔵、京都の中京区西ノ京などを転々とする。その間、初めての小説「ピグマリオンの恋」を書き
昭和35年(1960年 38歳)頃から、波乱万丈の人生を送った女性を扱った伝記小説を中心に書く。『田村俊子』 、初期の代表作 『夏の終り』 、色街の売れっ子から祇王寺(嵯峨野)の庵主になった高岡
仏道の伝道者になる
昭和48年11月14日(51歳)、平泉中尊寺の貫主・今 東光(75歳)の導きで得度、以後、寂聴となのる。彼女の出家について仏教界内外の評判は良くなかったが、4度にわたって比叡山で修行するなど並々ならぬ覚悟を示した。翌昭和50年(53歳)、読経中にクモ膜下出血を起こしてしばらく世間から身を隠したが、1年後から再び精力的にペンを執る。インドのほか、中国(敦煌など)、五島列島、スペイン、ポルトガル、イラクなど、各国を精力的に巡礼・取材・支援。昭和61年(64歳)、連合赤軍裁判では永田洋子被告の証人として証言台に立った。翌年(昭和62年5月5日。64歳)、「天台寺」(岩手県二戸市浄法寺町御山久保33-1 map→)の73世住職となる(毎月約1回催された法話には全国から何千人が詰めかけた)。室町幕府に追われて逃げ落ちた南朝3代目の長慶天皇の荒れた墳墓を、原稿料と講演料をつぎ込んで10年かけて再興させた。出家後、『比叡』 (昭和54年。57歳)、 『ここ過ぎて 〜白秋と三人の妻〜』 (昭和59年62歳。姦通罪に問われてともに未決監に入った白秋と最初の妻、突然出奔した2番目の妻のことなど)、 『手毬』(良寛と貞心尼のこと)、『花に問え』(「
「生きることは愛すること」との信条を持ち、湾岸戦争停戦、同時多発テロの報復攻撃の中止、原発の廃止を願って断食行を敢行。脊椎の圧迫骨折、胆嚢がんに見舞われながらも、平成27年6月18日(93歳)、安保関連法案(「戦争法案」)に反対する国会前の集会に車椅子で参加し、反対を呼びかけた。「戦争にいい戦争は絶対にない。戦争はすべて人殺しです」(寂聴)。
![]() |
![]() |
| 『瀬戸内寂聴の世界 〜人気小説家の元気な日々〜(太陽カルチャーブックス)』(平凡社) | 井上荒野『あちらにいる鬼』(朝日新聞出版)。寂聴さんの不倫相手・作家の井上光晴の娘が父親と寂聴さんとの関係に言及した問題作。寂聴さんが推薦! 平成31年発行 |
●『瀬戸内寂聴の世界 ~人気小説家の元気な日々』(平凡社 平成13年発行)P.108、P.136-143(年譜。作成:長尾玲子)
●ウィキペディア/・ 瀬戸内寂聴(令和元年8月27日更新版)→ ●朝日新聞デジタル/寂聴さん「戦争近づいてる」 国会前で安保法案反対訴え(2015年6月18日)→
※当ページの最終修正年月日
2025.4.22