望翠楼ホテルぼうすいろう・ほてる。大正元年、若尾幾太郎が、当地(東京都大田区山王三丁目)に開業。洋風2階建て、20部屋で収容人数40名。各部屋に浴室・トイレあり、食事も洋式、100名入いる食堂があった。階段は神奈川県庁舎から移築。堀口大学、佐藤春夫、プロコフィエフらが投宿。「大森丘の会」も開かれた。大正13年、ILO(国際労働機関)の東京支局が置かれる。近くに大森ホテルができて経営不振になり、大正11年閉じる。 ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:大森山王で育む/大森山王を知ろう!【第2回】歴史・文化・環境を専門家に聞いた、調べた、歩いてみた。→ |