よしむら・てつたろう。明治33年東京生まれの銀行マン・文芸評論家。片山広子の長男。本名は片山達吉。妹は作家の宗瑛。東大法科卒業後、父親(日本銀行理事・片山貞治郎)の影響からか川崎第百銀行に就職。堀 辰雄・神西 清・川端康成らと交流し「文學」の創刊に参加。文芸評論を発表する。「文學」の発行元の第一書房の立て直しに奔走中の昭和20年(45歳)、当地の自宅(東京都大田区南馬込四丁目)で、持病の心臓病で急逝。参考文献:『物語の娘』(川村 湊 講談社)
※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:『堀 辰雄(新潮日本文学アルバム)』
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