鈴木彦次郎すずき・ひこじろう。明治31年東京深川生まれの小説家。岩手県選出の衆議院議員・鈴木巌の次男。帝大時代、一高の寮で同室だった川端康成らと「新思潮(第六次)」を創刊、創作活動に入いる。大正13年、『文芸時代』に参加。昭和6年、尾侮m郎らと大森相撲協会を設立、その頃から相撲小説を書く。『両国梶之助』『闘魂』など。昭和19年、盛岡に疎開。岩手県立図書館館長・岩手県教育長などを歴任。昭和50(76歳)死去。参考サイト:ウィキペディア/鈴木彦次郎→ ※出典:『馬込文学地図』(近藤富枝 講談社) |