大岡昇平おおおか・しょうへい。明治42年東京生まれの翻訳家・小説家・評論家。アテネ・フランセと小林秀雄からフランス語を学ぶ。京都帝国大学在学中、河上徹太郎・中原中也らと「白痴群」を創刊。捕虜体験をもとに書いた『俘虜記』の他、『武蔵野夫人』『野火』『花影』『テイレ戦記』など。たびたび文学論争を起こし「ケンカ大岡」と言われた(井上 靖との「『蒼き狼』論争」など)。昭和63年(79歳)死去。参考サイト:ウィキペディア/大岡昇平→ ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:『昭和文学作家史』(毎日新聞社) |