南川潤みなみかわ・じゅん。大正2年東京日本橋生まれの小説家。慶応大学卒業直後『掌の性』『風俗十日』で三田文学賞を連続受賞(第2・3回)した。「青年芸術派」を結成し、「現代文学」にも参加。当地(東京都大田区山王二丁目など)には大正12年〜昭和19年。群馬県桐生に疎開後「上毛文芸会」を結成し、郷土文化に貢献する。戦後は原水爆廃絶運動に関わる。坂口安吾、間宮茂輔と親交する。昭和30年(42歳)死去。[馬込文学マラソン]南川潤の『風俗十日』を読む→ ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:『南川潤 年譜』(南川潤文学碑建設委員会) |