石川啄木いしかわ・たくぼく。明治19年岩手県盛岡市の曹洞宗の寺で生まれる。神童と呼ばれた。盛岡中時代、金田一京助のすすめで東京新詩社に加入「明星」を愛読し、短歌を志す。卒業間近に文学で身を立てるべく退学、エリートコースから外れる。「東京朝日新聞」の校正係になり「朝日歌壇」の選者に抜擢された。詩集『あこがれ』、歌集『一握の砂』、評論「時代閉塞の現状」など。切迫した生活感情を詠う。明治45年(26歳)肺結核で死去。参考サイト:ウィキペディア/石川啄木→ ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:『近代文学百人(別冊太陽)』 |