久板卯之助ひさいた・うのすけ。明治11年京都木屋町の宿屋で生まれたアナキスト・画家。トルストイに感銘を受け牧師になるために同志社大学神学部で学ぶが、教会・牧師のあり方に幻滅して中退。牧場の雑役夫をしながら、社会主義・アナキズムを学ぶ。大杉栄の元に身を寄せ、売文社のメンバーになった。美術面では民衆美術運動に参加。大正11年(41歳)静岡県天城にスケッチ旅行に行ったさい、山中で凍死。コトバンク/久板卯之助→ ※1946年12月31日以前に作成された写真であり、旧著作権法により著作権の保護期間が満了しています 出典:「大杉栄と同士たち」より→ |