ひらの・けん。明治40年京都生まれの文芸評論家。家が寺で10歳で得度するが、中学の頃僧侶への道を拒否、帝大文学部社会学科に入学し、プロレタリア文化運動に関係する。戦時中、情報局に勤務した。戦後、本田秋五、埴谷雄高、小田切 進らと「近代文学」を創刊。「小林多喜二と火野葦平は表裏一体」と主張し「政治と文学」論争を起こした。「純文学論争」の中心にもいた。昭和53年(70歳)で死去する。参考サイト:ウィキペディア/平野 謙→
※写真の出典:『昭和文学アルバム(Ⅱ)』(新潮社)
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