埴原一亟

埴原一亟

はにはら・いちじょう。明治40年山梨県生まれの小説家。早大露文科を中退後、銀座松屋に勤めながら執筆するが、左翼的との理由で解雇。デパート店員や建場(屑を買い取る問屋)の話を書き、昭和15〜17年に3度芥川賞の候補となる。樺太からの引き揚げ後、当地(東京都大田区)で古書店、大田区初の私立保育園「青空保育園」(後に「子供の家保育園」)を設立。事務をしながら執筆。昭和54年(72歳)大田病院で死去。参考サイト:夏葉社/『埴原一亟 古本小説集』→

※写真の出典:夏葉社/『埴原一亟 古本小説集』→

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