二葉亭四迷ふたばてい・しめい。元治元年(1864年)、江戸市ヶ谷生まれの小説家、翻訳家。軍人・外交官を目指すが、東京商業大学露語科でロシア文学に傾倒。坪内逍遥の影響もあり、ツルゲーネフを翻訳。明治20年(19歳)、戯作文学調を廃して言文一致体で『浮雲』を書き、日本近代文学の原点とされる。内閣官報局官吏、東京外国語学校教授などを歴任。明治42年(45歳)、ペテルブルクで肺結核を病み、帰国の船上で死去。参考サイト:ウィキペディア/二葉亭四迷→ ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:『昭和文学作家史』(毎日新聞社) |