園井恵子そのい・けいこ。大正2年岩手県生まれの女優。宝塚少女歌劇団で男役として活躍した。昭和17年、憧れの新劇の世界に入る(劇団「苦楽座」)。翌昭和18年公開の『無法松の一生』(坂東妻三郎版。Amazon→)の吉岡夫人役で人気を博した。昭和20年「苦楽座」解散後は移動演劇隊「桜隊」へ。広島で公演中被曝、原爆症で死去する。32歳だった。参考文献:「園井恵子」 ※「20世紀日本人名事典」(日外アソシエーツ)に収録(コトバンク→) ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:『園井恵子・資料集』(岩手県松尾村)* |