水上 勉

水上 勉

みずかみ・つとむ。大正8年福井県大飯おおい 生まれの小説家。10歳頃寺に出され、その後様々な職業を遍歴。昭和36年(42歳)寺での経験を題材にした『雁の寺』で直木賞を受賞した。推理小説風味で社会を描き人気を博す。家族のために身を売る少女と青年僧との悲恋を描いた『五番町夕霧楼』、洞爺丸事故を題材にした『飢餓海峡』など。平成16年(85歳)死去。「無言館」Web→館主・窪島誠一郎は長男。 ●参考文献:ブリタニカ国際大百科事典/水上 勉コトバンク→

※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 原典:「文藝」(河出書房新社)第2巻第10号(昭和38年)

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