松濤 明

松濤明

まつなみ・あきら。大正11年、仙台市生まれの登山家。10歳頃から登山を初め、東京登歩渓流会入会後、先鋭的な登山を行う。滝谷第一尾根の積雪期初登攀(昭和14年)や、北岳中央稜を4時間で初登攀(昭和23年)など。昭和24年、厳冬期の槍ヶ岳北鎌尾根で、動けなくなったパートナーとともに26歳で死去。死の直前まで書かれた手記が残る。滝谷への下降路附近の松濤岩は彼を顕彰して名付けられた。参考サイト:ウィキペディア/松濤明→

※上の写真の出典は、「松濤明と芳田美枝子『風雪のビヴァーク』(愛の旅人)」(「朝日新聞」平成18年8月18日掲載)

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