城戸四郎きど・しろう。明治27年東京築地生まれの映画人。帝大法科卒業後、松竹キネマに入社、大正13年(30歳)松竹蒲田撮影所の所長となる。時代劇部を京都に移転し、現代劇に特化、スター中心から監督中心に切り替え、小津安二郎、斎藤寅次郎、山田洋次といった名監督が輩出。テンポのいい「蒲田調」、庶民を描いた「大船調」の生む。松竹社長の大谷竹次郎の婿であり、後に松竹の社長となる。昭和52年(82歳)死去。参考サイト:ウィキペディア/城戸四郎→ ※「パブリックドメインの写真(根拠→)」を使用 出典:『人物・松竹映画史 〜蒲田の時代〜』(升本喜年) |