石岡繁雄

石岡繁雄

いしおか・しげお。米国生まれ。帰国後、旧制八高をへて名古屋大学電気工学科を卒業。戦中は海軍技師として働く。戦後旧制神戸中学(現・県立神戸高校)で教壇に立つ。生徒からの要望で「岩稜会」の元となる山岳部を作り部長となった。穂高の屏風岩正面壁を初登攀。「ナイロンザイル事件」の発端となる前穂高岳での遭難で死亡した若山五朗の実兄。事件を追究し、「PL(product liability)法」(「製造物責任法」)制定のきっかけを作る。平成18年(88歳)死去。参考サイト:日本山岳会岐阜支部/山岳講演会「ナイロンザイル事件」(尾上昇)→

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