「人民文庫」・・・昭和11年武田麟太郎によって創刊された文芸雑誌。官民合同の文学団体「文芸懇話会」の設立後、各種雑誌から閉め出されたプロレタリア系の作家に発表の場を与えた。高見順ら「日暦」のメンバーが合同。間宮茂輔田宮虎彦南川潤・矢田津世子・江口換青野季吉らが参加した。2年後の昭和13年、財政難と内部意見の分裂によって26冊目で廃刊する。参考サイト:ウィキペディア/人民文庫→