宗瑛 そう・えい・・・明治40年生まれの小説家。母は片山広子、兄は吉村鉄太郎。本名は片山總子(ふさこ)。昭和3年(21歳)から宗瑛の名で、欲望むき出しの原始人や架空の動物が登場する小説を書き脚光を浴びた。「文学」「火の鳥」などに作品を発表。昭和7年(25歳)筆を折った。『空の下に遊ぶ獣の子たち』などの作品がある。昭和57年(75歳)死去。参考サイト:講談社BOOK倶楽部/宗瑛の小説を探して→